アルコールの取り過ぎによって発生した脂肪肝の解消に、グルタチオンの投与効果が確認されました。
· 発がん抑制作用
体内の毒物は、グルタチオン抱合によって中和、解毒され、排泄されます。グルタチオンは、がん細胞を排除する力もあることがわかっています。グルタチオンの量が低下すると、がん細胞がのさばる可能性も高くなります。
· 美容作用
グルタチオンは、皮膚のシミに関する色素メラニンを消去します。
· 抗酸化作用
グルタチオンは過酸化水素や過酸化脂質を還元するので、老化防止の作用があります。
体内のさび止め、皮膚の老化も防ぐのです。脳卒中や心筋梗塞、不妊、血管の若返り、白内障、糖尿病の予防、低血糖症、関節炎、アレルギーにも有効ではないかと言われています。
· パーキンソン病
· 抗がん剤による神経障害
· 気管支喘息
· アレルギー
· 慢性肝疾患
· 閉塞性動脈硬化症
· 原因不明の急性・慢性湿疹
· 慢性疲労症候群
パーキンソン病の場合に、1回 800mg ~3000mg を点滴で投与します。
週に1~2回、行ないます。1回の点滴時間は約15~30分です。※なお、グルタチオンの点滴後に、見事に効果が出る人がいる反面、まったく効果が出ない人もおられ、パーキンソン病についてはまだわかっていないことが多く、治療効果には個人差があることをご理解下さい。
グルタチオン点滴は、副作用のほとんどない治療と言われています。 稀に頭痛と吐気・嘔吐を訴えることがあります。一過性であり、投与を中止することで速やかに改善します。ごく稀ですが、特定の遺伝的素因を持った方が摂取した場合、インスリン自己免疫症候群を引き起こし、低血糖状態になることがあります。具体的な症状としては、冷や汗、手足の震え等の症状が報告されています。